介護や老人ホームに関する豆知識

要介護認定の申請から認定通知までの流れ|申請方法・期間・例外ケースまでわかりやすく解説

2026年05月08日

親や家族の介護が必要かもしれないと感じたとき、最初に行う重要な手続きが「要介護認定の申請」です。
しかし、初めて申請を行う方にとっては、手続きの流れや期間、どのような調査が行われるのか分からず、不安を感じることも少なくありません。

この記事では、申請から認定通知が届くまでの一連の流れを、分かりやすく解説します。

【この記事で分かること】
✅ 要介護認定とは何か、なぜ必要なのか
✅ 要介護認定の申請から認定通知までの流れ
✅ 認定までにかかる期間の目安
✅ 年齢や状況による例外ケース
✅ よくある質問と申請時の注意点
【こんな人におすすめ】
◎ 要介護認定についての情報を知りたい方
◎ 親や家族の介護を検討し始めた方
◎ 老人ホームや介護施設の利用を考えている方
◎ 介護保険サービスの仕組みを理解したい方

要介護認定とは

要介護認定とは、介護保険サービスを利用するために、市区町村が本人の心身の状態を審査し、介護や支援がどの程度必要かを判定する制度です。
この認定を受けることで、訪問介護やデイサービス、老人ホームなどの介護サービスを、介護保険を利用して受けられるようになります。


要介護認定 申請の流れ【全体スケジュール】

要介護認定の申請から認定通知までは、次の流れで進みます。

① 市区町村へ申請
② 訪問調査(認定調査)
③ 主治医意見書の作成
④ 介護認定審査会での審査
⑤ 認定通知の送付

以下で、それぞれの流れを詳しく解説します。


申請の流れ ① 市区町村へ申請する

要介護認定の申請は、本人の住民票がある市区町村の介護保険担当窓口で行います。
申請は本人だけでなく、家族や地域包括支援センター、居宅介護支援事業者などが代行することも可能です。

申請できる人

 ・ 本人
 ・ 家族
 ・ 地域包括支援センター
 ・ 居宅介護支援事業所
 ・ 介護施設などの介護保険事業者

主な申請先

 ・ 市区町村の介護保険担当課
 ・ 地域包括支援センター

主な必要書類

 ・ 要介護認定申請書
 ・ 介護保険被保険者証(65歳以上の方)
 ・ 医療保険証(40〜64歳で特定疾病がある方)


申請の流れ ② 訪問調査を受ける

申請後、市区町村の調査員が自宅や入院先などを訪問し、本人の心身の状態について聞き取り調査を行います。
これを訪問調査、または認定調査といいます。

調査で確認される主な内容

 ・ 歩行や立ち上がり、食事などの身体機能
 ・ 認知機能や意思疎通の状況
 ・ 日常生活動作における介助の必要性
 ・ 家族や介護者の負担状況

調査当日の注意点

 ・ できないことを無理にできると答えない
 ・ 普段の状態を正確に伝える
 ・ 家族が立ち会える場合は同席する


申請の流れ ③ 主治医意見書の作成

訪問調査と並行して、市区町村から主治医へ主治医意見書の作成依頼が行われます。
申請者側が直接主治医へ依頼する必要はありません。
主治医意見書には、病名や症状、治療内容、今後の見通しなどが記載され、認定の重要な判断材料となります。

主治医が決まっていない場合は、事前に市区町村へ相談しておくと安心です。


申請の流れ ④ 介護認定審査会での審査

訪問調査の結果と主治医意見書をもとに、介護認定審査会で要介護度の審査が行われます。
審査会は、医師や看護師、介護福祉士などの専門家で構成されています。


申請の流れ ⑤ 認定通知が届く

申請日から原則として30日以内を目安に、認定結果が記載された認定通知書が郵送で届きます。
ただし、主治医意見書の提出状況や調査日程等により、30日を超える場合もあります。

認定区分

 ・ 非該当
 ・ 要支援1・2
 ・ 要介護1〜5


要介護認定の流れを理解した今、次に迷いやすいポイント

要介護認定の手続きは理解できても、
 「この認定結果で、どんな老人ホームが選べるのか」
 「今すぐ施設を探すべきか、まだ在宅で様子を見るべきか」

と悩まれる方は少なくありません。

要介護認定の結果やご家族の状況を踏まえて、今後どのような選択肢があるのか相談してみませんか?


申請でかかる期間の目安

申請から訪問調査まで : 申請後に日程調整が行われ、早ければ1〜2週間程度で実施されます

主治医意見書の作成 : 訪問調査と並行して実施

審査 ・ 通知 : 申請から原則30日以内を目安


申請における例外ケース

40〜64歳の場合の要介護認定

40〜64歳の方は、介護保険の第2号被保険者となり、介護保険法で定められた16の特定疾病が原因で介護が必要な場合に限り、要介護認定の申請が可能です。

入院中でも要介護認定は申請できる?

入院中でも要介護認定の申請は可能です。
訪問調査は病院で行われ、現在の状態に加え、退院後の生活状況も考慮して認定が行われます。

認定結果に納得できない場合

認定結果に納得できない場合は、都道府県に対して審査請求(不服申立て)を行うことができます。
また、心身の状態が変化した場合には、区分変更申請を行うことも可能です。


要介護認定の結果別にできること

非該当の場合

介護保険サービスは利用できませんが、市区町村が実施する高齢者向けの生活支援サービスを利用できる場合があります。

要支援・要介護の場合

ケアマネジャーと相談しながらケアプランを作成し、在宅介護サービスや老人ホームなどを利用できます。


要介護認定に関するよくある質問

Q. 要介護認定が出たら、すぐ老人ホームを探すべきですか

A. 状況によります。
在宅介護を続ける場合もあれば、早めに施設情報を集めておくことで、急な入居が必要になった際に慌てずに済むケースもあります。
認定結果を踏まえて、今後の選択肢利用できる施設整理しておくことが重要です。

Q. 申請中でも介護サービスは利用できますか

A. 緊急性が高い場合には、暫定的なケアプランを作成したうえで介護サービスを利用できるケースがあります。
費用の支払い方法や条件は市区町村によって異なるため、事前の確認が必要です。

Q. 家族が遠方に住んでいても要介護認定の申請はできますか

A. 家族が遠方に住んでいて、申請手続きを行うことが難しい場合でも、要介護認定の申請は可能です。

 ・ 地域包括支援センターに相談し、申請代行を依頼する
 ・ ケアマネジャー(未契約でも相談可)に申請支援を依頼する
 ・ 申請書を郵送で提出する(自治体により対応可)

まずは本人が住んでいる地域の地域包括支援センターへ相談することが、現実的な第一歩です。

Q. 要介護認定がないと老人ホームに入れませんか

A. 施設の種類によります。
介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームなどでは、要介護認定が必要です。

Q. 要支援と要介護の違いは何ですか

A. 要支援は主に介護予防サービス、要介護は介護サービスが対象となります。

要介護認定や老人ホーム選びは、ご家庭ごとに状況が異なります。

ご自身では判断が難しい部分も、お電話またはお問い合わせフォームからご相談いただければ、ご状況をお伺いしながら判断させていただきます。


まとめ

要介護認定の結果によって、入居できる施設や受けられるサービスは大きく変わります。
認定前から施設選びを進めておくことで、入居までをスムーズに進めることができます。

 「どの施設が合うのか分からない」
 「認定結果をどう施設選びに活かせばいいのか不安」

このようなお悩みをお持ちの方は、ティアの老人ホーム紹介サービスの無料相談をご活用ください。


お問い合わせのご案内

要介護認定を受けた後、

・ 要介護度に合う老人ホームが分からない
・ 複数の施設を比較したい
・ 家族だけで探すことに不安がある

このようなお悩みがある方は、ぜひご相談ください

ティアの老人ホーム紹介サービスでは、要介護度やご希望条件を丁寧にお伺いし、条件に合った老人ホームを無料でご紹介しています。

要介護認定の申請の段階からでもご相談いただけます。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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